東京都新宿区舟町1

HASEGAWA DENTAL CLINIC 口の中の健康を生涯にわたって一緒にお手伝い
歯の健康は歯ぐきから

歯周病セルフチェック

まずは歯周病の初期症状のセルフチェックをしてみましょう。

  • 歯肉が赤みを帯びる。
  • 歯肉が腫れぼったい。
  • ちょっとした刺激(歯ブラシ等)で歯肉から出血する。
  • 歯肉を押えると歯と歯ぐきの境目から白いもの(膿)が滲み出る。
ワンポイントアドバイス

このような症状の時には比較的初期の段階であるものが多く、ブラッシング指導と単純な処置で治すことが出来ます。

歯ブラシアイコン

 

次に、歯周病が進行していないかチェックをしましょう。

  • 歯が動く。
  • 歯肉が赤みを帯びる。
  • 歯肉が急性の化膿性(膿が貯まる、膿が出る)の腫れを繰り返す。
  • 歯が長くなったような気がする。
  • 歯肉が退縮して、歯の根っこが伸びたように見える。
  • 口臭を自分でも感じるようになる。
ワンポイントアドバイス

このような症状が出てきた場合にはすでに歯を支える骨まで歯周病が進行している場合もあり、長期的かつ総合的な歯周病治療が必要な場合があります。

歯ブラシアイコン

全身疾患と歯周病

口の中は髪の毛一本でも入って敏感に感じるくらい鋭敏なのですが、歯周病のように慢性的(徐々に進行した)場合の変化には意外と鈍感です。
また、自分自身で見える臓器でありながら自分自身で口の中を見ることは少ないと思います。歯周病は緩慢に進行する病気で自覚症状が少ないという特徴があります。この機会にぜひご自分自身の口の中を鏡で覗いてチェックしてみてください。

歯周組織再生療法

歯周病治療

歯周組織再生療法とは

健康な歯の状態を保つため、当院では下記の予防処置をします。
歯周炎で溶けてしまった歯槽骨を再生する方法です。人体の組織はもともと再生能力を有していますが、
その再生力・スピードには細胞の特徴によって変わってきます。
歯を支える歯周組織では歯ぐきを構成する軟らかい組織(歯肉上皮・結合組織・歯根膜)の再生スピードは速く、
歯を支えている骨(歯槽骨)のスピードは遅いという性格を持っています。
経験的に説明すると、きり傷は数日で治ってきますが、骨折は1ヶ月程度の固定をしないと治ってきません。
軟組織の治癒は早いのですが、硬組織骨の治癒は時間が必要です。
失われた歯周組織の再生は再生速度が異なる組織のコントロールをコントロールして、そこに歯を支える骨(歯槽骨)を
作る方法と失われた歯を支える骨(歯槽骨)を埋める方法などがあります。
歯周組織再生誘導法 (Guided Tissue Regeneration:GTR法)
骨移植 (自家骨、人工骨)
骨を作る成分の移植(エナメルマトリックスタンパク質 エムドゲイン)
研究段階 成長因子の移植など、歯周病の原因となる細胞のワクチンなど

歯周病と全身疾患に関して

最近テレビコマーシャルで歯周病と全身疾患に関しての話がクローズアップされたものがあります。
歯周病と全身疾患のうちいくつかのものについてはその関連性や全身疾患への関与が疫学的データから
証明されたりしています。


 

歯周病と全身疾患のメカニズム

そのメカニズムは以下のような考えが現在のところ研究されて解明されています。
歯周病の症状は、歯周病性細菌に対する免疫系が歯肉部分で過剰反応することで悪化していきます。
通常、免疫反応は身体を守るために働くのですが、歯周病性細菌が歯肉に刺激を与え続けると、
歯周組織のマクロファージやリンパ球が産生するのは酵素類やサイトカイン類などが、局所(歯肉)に
蓄積します。酵素類はコラーゲン繊維などを切断・溶解する作用を持っています。サイトカイン類は、
IL-1(インターロイキン1)、IL-6(インターロイキン6)、IL-8(インターロイキン8)、
TNF-α(腫瘍壊死因子)など多彩な生理活性を示す炎症性サイトカインと呼ばれるタンパク質です。

これらは、血液中に入っていろいろの全身疾患に悪影響を及ぼします。
局所的に産生された炎症性サイトカインは、歯周組織に対して悪影響を及ぼすだけでなく、
血液を介して全身疾患にも負の影響をもたらします。

最近の研究では、糖尿病、心臓血管病、低体重児出産・早産などが歯周病に関連する疾患とされています。
また、肺炎、骨粗しょう症、腎炎、関節炎、発熱などへの関連も疑われています。


日本人の死亡理由について

日本人の死亡理由としてガンや心臓疾患と並んで肺炎が挙げられます。
特に高齢者に頻発する誤嚥性肺炎は口の中の細菌が原因であることは証明されています。

私は前職場である昭和大学病院に出向していた時に入院中の患者様のうち特に誤嚥性肺炎を併発しやすい
人工呼吸器装着患者様の誤嚥性肺炎防止のために院内巡回チームに参加しその防止に取り組んでまいりました。http://www.medsafe.net/contents/recent/60showa.html


歯周病治療は患者様と我々歯科医師とが協力しあい治していく治療

歯がグラグラしてきたり、歯ぐきからの出血・膿みが出る等は決して加齢現象(エイジング)に
よるものではありません。

中高年になってきたから歯がグラグラになるわけではないのです。では歯周病とはどのような病気なのでしょう?
基本的には歯周病とは「歯を支える土台(歯槽骨)が溶けてきて歯を支えることが出来なくなる病気」なのです。
その原因は「お口の中の汚れ(プラーク・歯垢)、口の中のある種類のバイキンが原因」なのです。
まずは皆様方のお口の環境整備(歯ブラシ指導)から始めます。その後、歯石を取ったりします。
歯石は歯ぐきの溝の深いところにある場合には歯科用の局所麻酔をして取る場合もあります。
そして改善が見られない場合や重症の歯周炎(歯槽膿漏)の場合は歯周組織再生を目的にした処置等、
様々な方法があります。

また歯周治療では定期的メインテナンスも大切になってきます。
メインテナンス間隔は歯周病の原因となる細菌の数の検査などを行い決定していきます。


          歯周病治療



       歯周組織再生療法

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ご注意

それぞれの方法については適応症がありますので全ての症例に効果があるわけではありません。
また健康保険適応外の診療となります。歯科医師と十分なコミニケーションの上利点・欠点など
十分理解した上で上記の方法を受けてください。

08年4月より診療報酬改定でGTR法が保険導入されましたが、当医院で使用している膜が今回の診療報酬で
採用された膜ではないため、当医院は施設基準の申請をしておりません。
(当医院で採用している膜は Gore-tex社の膜を採用しています。世界で一番使われている膜です。)

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